夏の思い出

書こうとして、あれは何年前のことだったか…
思い返して、まず最初にびっくり。ご、五十年以上ではないか…自覚がまるでない客観的にみて、ジジイの自分に気付かされた…
 その頃はまだ小学生。6月末頃には今はほとんど見かけなくなったニイニイゼミが鳴き始め、夏の訪れをつげていた。目黒区上目黒が、
目黒区青葉台に変わり、しかしまだ砂利道があったころ、家には父親の書斎にしかエアコンがなかった…今に比べれば温度は5度は低かったけれど、寝苦しいには違いないいわゆる熱帯夜。家族、ざこ寝の6畳間はやはり辛かったことを覚えている。そんな日が続いたある日、
この状態を改善