ノエルの弔辞

マリー、私たちは、元飼い主の息子さんに籠に入れられてこの家に来たね。
14年ほど前。
幼い時は猫じゃらしでパパさんに
一杯遊んでもらったね。
その時の猫じゃらしを捕まえるマリーの早かった事。

ママさん、パパさんは、毎週日曜日は
千鳥町のサミットで、毎週水曜日は
久ヶ原東急で、私たちのえさを買って食べさせてくれたよね。

ママさんが亡くなってからは、パパさんがその任務を果たしてくれています。

私たちは、喧嘩もしたけど一つ屋根の下暮らして来た相棒です。

その相棒を失った私の気持ちは
筆舌に尽くしがたい、ただ寂しいです。