梅雨と雷

毎年、今年は天候不順、地球温暖化のせいかと理由付けしてきた。

例年「梅雨明」に必要だった「雷」は何度も何度も繰り返している。

しかし効き目がない。今年こそは絶対に環境の変化だ、列島中が災害に遭っているのです。

今朝は何時ものように、ジージーとセミの声やホーホケキョとウグイスの声も聞こえない。

セミも鳥も、一日中こんなに暑いと、愛想振る舞いもできないようだ。

夏目漱石の「三四郎」の中に、婆さんが「昔は雷さえ鳴れば梅!雨はあけるが、近ごろじゃそうはいかない」とこぼす件がある。

この小説が書かれたのは明治時代!、今でも、「雷