連載:けんけんぱっ 春夏秋冬1

おーい雲よ、馬鹿にのんきじゃないか

おーい雲よ 馬鹿にのんきじゃないか

明治の詩人の山村暮鳥のよく見聞きする詩の始まりだ

たしかこの詩は、小学校か中学校の国語で習った

入道雲、鱗雲、雨雲などなどや、名付けられない雲雲を、毎日、空に見ることができる

のんきな雲と言えば、もくもくとした白雲を思う

とはいえ入道雲は、雷やにわか雨をおこしそうで、猛々しく見える

雲を眺めるのは童心に帰るようだ

子供の頃、学研の天体図鑑を持っていた

色々な雲が描かれ、気象について解説されたページがあった

いまだに、おぼろげながらではあるが、そのページの見開きが脳裏