アオサギ

池の真ん中の小さな島にアオサギが1羽じっと佇んでいた。

この島には、柳の木があり、過去には、枝に鳥が巣をかけていた。初冬には、多くのシラサギが枝に白い羽を広げていた。

それが、数年前に台風が来て、柳の枝を強風で、破損した、柳の復活を願っていたが、この日は、柳の終焉を見届けることになった、

アオサギは、こちらの気持ちを察してか、柳との別れを悲しんでいるようであった。

台風の襲来を恐れて、柳を伐採することを決めた無粋な人がいたとは、思いたくない。

しかし、悲しいことである、

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