ある地域の福祉会館の憂鬱

 ある日のこと時間があり、趣味もないので徒歩5分の近くの福祉会館へ行った。友人の強い誘いもあった。
「暇つぶしに来ないか! 暑い日は涼しいところで時間つぶしに」と、声をかけてきたので行った。
 
 地域在住で高齢者の証明を確認されたが、気楽に入館できた。娯楽休憩室に入ると数名の友人(老人)がおしゃべりをしている。長椅子が5台と大きなテレビがある、はじめてなので長椅子の隅っこに座る。

 どうせ暑い家から抜け出してきたのだから、テレビが見えない隅っこでもいいかっと、棚にある新聞を手にする。
 新聞を見ていると、飴玉を持って来てあげると言う。