夏の背を見る

なんと多くの爪痕を残した今年の夏だろう、

京都の内陸部では半分稲刈りも終え、静かに里山を見せていました、そんな奥深くにシデ山はそっと佇んでいます。
宇垣溪谷からのシデ山の入口では、小さな広場にベンチが置かれ歓迎してくれました。
谷川沿いの林道にアケボノソウを見て進み、おりとの滝を右に見て歩けば、森のクマさんに鐘を鳴らして知らせましょうと書かれた札と小さな可愛い鐘がぶら下がっていました。

林道から細い沢沿いの山道に入り、渡渉しながら杉林の中を登って行きます。
巻いたり折れたりしながら上がると雑木林に変わる、しかし今だ夏の名残りか暑い、暑い