連載:交通事故

若杉 さん、私を殺してください。玉野の若杉 殿、お願いします。

若杉 さん、私を殺してください。

せっかく跳ねるなら、殺してくださいよ。
私が19才の冬のことでした。

Hをしたい一心で、
合図を出さずに急左折、私を巻き込んでくださいましたね。
いっそ、殺された方が良かったです。
玉野市からわざわざ出てきてホテルに入るのに気を取られ、
私を跳ねてくださいましたね。

若杉さん、いっその事なら殺してくださいよ。
私を跳ねてしまうなら、中途半端に大怪我をさせて
蛇の生殺しするより、殺してくださいよ。

川崎病院に救急患者で担ぎ込まれて、
骨盤骨折で傷口がパックリと開いて出血が止まらず、