万葉集随一の恋のプリンセスとして、カリスマ性は額田王、集録数なら坂上郎女、玄人筋なら但馬皇女等々だが、いずれにしても奔放性と盲目性・禁断の恋もめだつ。
但馬皇女は、天武天皇の皇女。母は氷上娘(鎌足の子)。
歌人としては穂積皇子を偲んだ歌などがあり、恋愛説は『万葉集』からの推測とも、高市皇子没後に穂積皇子と婚姻したともいわれる。
https://www.pref.nara.jp/56347.htm
高市皇子も、穂積皇子も天武天皇の皇子たち。
額田王は、大海人皇子に嫁いだあと十市皇女を生んだとされる。但馬皇女や間人皇女と双璧す
連載:歴史を活かす力