医師いろいろ

近藤誠医師
乳がんの温存療法を最初に発信した人である。

乳がんの治療は
乳房全部切除のハルステッド手術が主流だった。
1950年代のアメリカでも74%実施していた。

欧米では出来るだけ乳房を残す温存療法が主流になっていく。
1981年には、アメリカのハルステッド手術は3%まで減った。

しかし日本では1985年時点でもハルステッド手術が
67%占めていた。

近藤医師はアメリカ留学中に、乳房温存療法と出会い
その有効性について学会で発表

1988年「文藝春秋」に乳がんの乳房温存療法の論考を
書いたのをきっかけで日本