京都松尾大社 絵馬と餅つき

28日、洛西の総氏神・醸造の祖神としても親しみのある松尾大社は、朱色の大きな鳥居が見え酒の神様を奉っていて大きな徳利が入口にあります。参道を進むと二の鳥居があり、鳥居の上部には榊の小枝を束ねたものが数多く垂れ下がって、これを「脇勧請」と称し、月々の農作物の出来具合を占った太古の風俗を今に伝えています。
楼門をくぐると拝殿 本殿と一直線に並んでいて、秦一族の氏神として祀られたのが始まりで、四世紀から六世紀ごろ韓半島から大挙して渡来し、瀬戸内を東上して山城国葛野郡に入植したといいます。大宝元年、秦忌寸都理(はたのいみきとり)が松尾山頂の磐座(いわくら)を麓