過ぎ去った切手蒐集

1960年頃は切手蒐集はちょっとしたブームだった。妻は熱心に切手を集めていた。郵政省も記念切手をよく発行していた。
イギリスに行った時も イギリスの切手をかなり購入した。

2002年妻は肺がんで あっと言うまに亡くなってしまった。同時に 切手のことなど 頭の隅にも残っていなかった。

2020年3月 名古屋から東京に転居することになった。妻の切手を売ってしまおうと古切手屋に持って行った。  

古切手屋は今では切手ブームは去ってしまったし、あなたの切手は珍しい切手もあるが、保存状況が悪いので 市場価値は非常に低いといわれた。 泣く泣く半分