備前焼も渋くって良いネ🍶

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今宵の酒器は「侘び寂び」で行ってみようか。


備前焼の酒器セット【写真①】


戸田 桂子 作

この女流陶匠は 昭和12年岡山県生まれ。

高名な備前焼作家・高原昌治に師事。

昭和47年独立。日本陶芸展入賞ほか。


昭和12年っていえば支那事変(今は日華事変と云う)の年。

前年に二・二六事件、荒川区尾久で阿部定事件。

女史の近況は知らず。


しかしこの徳利もぐい呑みも「景色」が良いねぇ。

徳利の方は、首から肩へ自然釉が生じて柿色に渋さを演出。

ぐい呑みも「ゴマ」が綺麗に浮いて