報告 2024年02月14日(水)00:19 会員以外にも公開 春の雪窓の風景変わりゆく 春の雪バレンタインの日摩天楼の都会 春の雪都心の音を吸ひ込みて 稲畑廣太郎 すぐ解けし霰交りの春の雪 川崎不坐 春の雪日陰に多少溶け残る アロマ 裲襠の亀甲菱や春の雪 関根洋子 春の雪夫に粥を炊きをれば 宇利和代 丘幾重生絹すずし仕立てに春の雪 柴田近江 採り残す柚子にうつすら春の雪 青木政江 春の雪窓の風景変わりゆく アロマ さはさはと竹にあかるき春の雪 島田浩美 瑠璃光寺塔に降り来る春の雪 上原光代 弘法の温酒たまはる春の雪 長沼冨久子 投函を夫にたのみし春の雪