私が登った百の名山&低山 山形編


高山の様相を呈した葉山に登り、ブナ林を下る

 山形へ帰った機会に葉山へ登った。首都圏のハイカー達には村山葉山と呼ばれて知られた山である。小生にとっては、隣町にあり、月山前哨の山として、故郷一帯に覆い被さるような山姿には子供の頃から慣れ親しんでいた。麓に住む年上の従兄弟が記した青年時代の登山紀行を読んだ記憶もある。

 十部一口から 
葉山(1,641m)は山頂下には池塘が点在し、雪渓が残る高山並の山であるが、登山口から1時間強で山頂というハイキング程度であった。数ある登山口から十部一口を選んだのが幸いした。十部一峠からは肘折温泉が近い。それに