オッフェンバック・オペレッタ「美しきエレーヌ」観賞について

今日は東京芸術劇場・コンサートホールで珍しいオペレッタ(喜歌劇)を観賞してきた。

カンカン踊りで有名な「天国と地獄」の作曲家、オッフェンバックの「美しきエレーヌ」という作品で、原語コンサート上演は日本初演。

神話時代のスパルタ、絶世の美女エレーヌ(神話ではヘレナ)をトロイアの王子パリスが掠奪する顛末を題材にした奇想天外なパロディ風オペレッタ。

佐藤美晴の台本・演出で、進行役のアモーレ(語り)に声優の土屋神葉を起用してわかりやすくストーリーが展開する。

コンサート形式とはいえ、歌手陣はそれぞれ個性的な衣装で、秀逸な歌唱に加え、ステージ上を目まぐるし