連載:バーナード・ショージョークブラックジョークユーモアウィットエスプリ風刺冗談洒落

真面目な場面ほど面白いんです

基本、笑いがあるべき。そういう信条を持つようになったのは
幼少期に見たチャップリンやエノケン榎本健一の喜劇、てんやわんやの漫才
などの影響もありましたが


いつのころからか真面目な場面の時ほど面白いということを知りました。
知ったというより感じたのです。


きっかけは小学校低学年の誰かのお通夜。
読経の時、当時は皆座布団に正座という時代。
前の列の斜め前に座った親戚の誰かの靴下の親指に穴を見つけて

それが幼心におかしくておかしくて
笑いを堪えていました。

神妙な顔でお坊さんのお経を聴いているくせに靴下に穴あいている大人。


横の親に言っても取り