友人たちのお通夜の話

友人のお母さまが亡くなった。
齢88歳。

昔ながらの家で、庭には黒松や枝垂れ梅、立派な灯篭などが立つ。
それもそのはず、父親が庭師だ。

通夜告別式(一日葬式)には、仕事の都合で出られなかったので、前日の仕事終わりに高校時代の友人と待ち合わせ、実家にお邪魔した。

先ず待ち合わせの時から(不謹慎ながら)久々に会えて嬉しく、話が楽しくて笑顔が止まらない。

友︰友人の実家に着いたら気をつけなくちゃね
お母さんが亡くなったのに…久々に〇〇チャン(私)に会えて嬉しすぎて。

私︰私も!気を引き締めなくちゃ。
の筈が…

友人のお母さんは、認知症で娘の事も判ら