タオレテ、ノチ、ヤム(斃れて後已む)94歳の想いと暮らし(80)別れと出会いの繰り返し

デイケアに行っていた午後、午後2時までのバイト的な勤務ながら、もう3,4年になるだろうか、いつも目をかけてくれ、話かけてくれ、昼食後すぐに昼寝をしたい私に、声をかけて空きベッドへ連れていってくれ、常時腰の痛い私が横向きに寝る用意をして、「30分で起こすわよ」と布団をかけてくれる女性が、そばに来て、今月いっぱいでやめると言う。

先日、初孫が生まれて、そのかわいさを語っていて、私も孫が身重で、間もなく曾孫ができる、などと話したりした女性だった。
二言三言、話して、彼女は、いつものグータッチではなく、握手の手を出し、しばらく握ったままでいて、
「あなたのこと