あまりにも突然な

3月27日の朝,私の携帯電話が鳴った。それは友人の I さんからだった。「今朝の新聞に載っているM駅のエスカレーターでの事故で亡くなったH市のSさんは先輩のSさんか?」
私はその日はたまたま新聞もテレビも見ておらず,初めて聞く情報で全く状況が分からなかったので「確認して電話する。」と電話を切った。
ネットニュースで確認した上で情報を分かっていそうな後輩に電話をすると「間違いなくS先輩です。」との返事。

就職してから50年来の先輩でありかつ友人である S 氏。男兄弟がいない私にとっては兄のような存在だった。
お互い温泉や酒が好きで良く一緒に出歩いていた。