ピンと来たときこそ。

かつてオランダをこの時期に訪ねた。キューケンホフ公園のチューリップの開花がようやく春が来たのだと告げているかのような明るい日差しとともに鳥たちも喜んでいるかのようだった。
フォーレンダムという港町からマルケン湖をフェリーに乗り、春まだ冷たい風を浴びてマルケン島を目指した。

マルケン島には木靴のお店の他には家々の、窓には思い思いのレースのカフェカーテンが。
その中でも一際惹かれるカフェカーテンの窓があった。路地にあるその小さな窓はマルケン島にある唯一のホテル、ホフ ファン マルケン (Hof van Marken)
なぜか気になる。ピンと来たのである。