世の中ようやく春爛漫    !

わが埼玉には徳川家康が江戸入府から、伊奈半十郎忠次に関東の治水事業を任せ、幕府の財政を豊にするために灌漑用水を作り米の増産が可能になる田んぼを作らせたのが始まりで、家光、吉宗など歴代の将軍は武蔵国を重要視した。

幕府の享保の改革のために井沢弥惣兵衛衛為永に命じ、見沼溜井、新田開発を命じ、現在の「見沼田んぼ」の原型が完成している。見沼は弥生時代から人が生活していたことが遺跡などからうかがい知れる。埼玉では井沢氏見沼たんぼ、伊奈氏の治水事業、米や藍、蚕、織物、作物などを奨励、農民から「神様、仏様、伊奈様」とまで言われて慕われていた。

芝川を真ん中に見沼親