カタクリの花に会いに

小さなカタクリの群落を目指し、遠く桜の散りばめられた山間を進む。

山とは言え、棚田にはまだ鋤きさえ入れられておらず、時折畑周りの草を刈り燃している人々の姿を見かけるだけで静かな里山です。

カタクリは、狭い斜面で風にそよいでいました、誰もいないと思えばもう終盤で、ちょっとがっかりしてしまいました。

其処から龍王ヶ渕へと向かう道すがら、アチラコチラに白いハクモクレンの木があり、何故か皆花を目いっぱいつけて白い塊のように目に映りました。

龍王ヶ渕は、訪れている人も12,3人といったもので、何処か鳥の声がし、水鳥が数羽泳いでいるだけで静かに水を湛えていま