旅は不思議だ。
計画している時がいちばん楽しい。
日常を棄てて甘ったるい逃避行が出来る。
面倒くさい搭乗手続きを終え機内に座り込んだ時
快感に満たされて、ああ、至福だと思う。
そんな中、飛行機は轟音を上げ離陸し、たちまち
空へ空へと昇っていく。
窓に拡がる下界のあらゆるものが点描画のように
小さくなり、やがてたなびく雲に吸い込まれ何も
見えなくなってしまう。
飛行機はあっという間に私たちを那覇空港まで
連れていってくれた。
4月15日(月)
「美々ビーチ」で沈む夕陽をゆっくり時間をかけて
みたのでホテルに到着したのは21時過ぎだった。
夕食をつけ