都会に生まれ育った人でも故郷というものに憧れを持っています。そうして農村風景をあたかも自分の故郷の心象風景として心の底に大切に持っています。
そうでない人もいますが、多くの日本人は故郷の心象風景を持っているのです。私の農村の風景に憧れています。それは美しい日本の原風景です。
今日はそんな故郷の心象風景にピッタリの宮崎県の椎葉村をご紹介いたします。
家屋が美しいので国の重要文化財に指定されています。椎葉村は険しい山地で急な斜面に点々と集落が存在しています。
椎葉村は壇ノ浦の戦いで滅亡した平氏の残党が落ち延びた場所なのです。
1191年(建久2年)