介護終了

姑が亡くなった。
半ばわかっていたことだった。

前々から決めていた私の台湾旅行の直前に、
義母が危篤状態に陥っていた。

義母がひとり暮らしになってからサ高住で亡くなるまで、6年ほどお世話をさせていただいた。

「mocoさんもういいから後はまかせて。台湾行ってきて」と言ってくれた亡夫の親族達に感謝しつつ台湾に出発し、その翌日に訃報を聞いた。

もう私にやれることはなかった。

日用品やおやつを届けて世間話をし、
まーるく掃除して帰るのが私の役目。
姑が最期のときに会いたいのは私じゃないし、
葬儀を仕切るのも私じゃない。

姑が愛した孫1号と姪達が奮闘