週跡 4月29日 未知との遭遇

コロナ対策でのゲスト来館制限は解除され、大型連休に入ってホームへの来訪者が目立ちます。

毎月届く「ファミリー通信」によると、現在入居者の平均年齢は85.5歳。
男性1人に女性1.94人とほぼ倍近く。
この4ヵ月で新規入居が5人、亡くなった方は8人。

合わせて180歳の日常は、この頃何かと「未知との遭遇」。
変わらぬルーティンで過ごしているつもりが、度忘れ.思い違いに気付かされ、ビリヤードでもキューの思いがけない動きにびっくり。

1932年生まれの黒井千次が、夕刊紙の連載エッセイで”小さな動作が少しづつ自信がなくなってきた気配がある”と記していたのに