しばしの憩い    都忘れ       四月三十日

都忘れ(みやこわすれ)です
この紫色がなんとも言えないね
別名を野春菊(のしゅんぎく)、東菊(あずまぎく)と言います
承久の乱を引き起こした順徳上皇が佐渡に流されていたときに、「いかにして 契りおきけむ 白菊を 都忘れと 名づくるも憂し」と、詠んだことから名付けられたそうです
意: 佐渡で契った白菊という女性(にょしょう)が都の女性たちよりも野趣(やしゅ)に満ちて良ろしかったので、おもわず都のことを忘れてしまった
解釈が違う? 
都を忘れてしまうほど美しいとか、都を忘れることが出来るなどの解釈もあります

そもそも都忘れは深山嫁菜(みやまよめな)の園芸品