9回終了なのに「10回表」コールド?土砂降りドローの巨人戦、イニングが切り替わった理由

<ニッカンスポーツ・コム/プロ野球番記者コラム>から転載

試合後、記録を整理している際に、ふと手が止まった。
知識不足ながら、疑問に感じたのは約2週間前。
降雨コールドとなった、4月16日の巨人戦(甲子園)だった。

1-1のまま9回が終了。
降り始めていた雨は午後9時ごろに激しく強まり、試合が一時中断した。
「ピッチャー桐敷」のアナウンスだけが流れ、両軍の選手はベンチへ引き下がった。
しかしその後も雨が弱まることはなく、球審が降雨コールドを宣告。
ドローのまま、痛み分けとなった。

不思議だったのは、コールドとなったイニングだった。
試合後、スコアに