そらじゃのアート

六神合体ゴッドマーズ 雑誌見開き セル画 

僕の絵の特徴は、画面いっぱいに描くことです。
全部のキャラは縁まで描かれていますが、全画面がパワフルに爆発しています。(^^)

岡本太郎と一緒に、爆発だーーーと叫びながら、描いていました。

セル画は乾くまで10時間はかかります。ちょっとまだ乾かないときには、シッカロールでパタパタしてから原稿を渡していました。

その乾くまでの間が、徹夜の夜です。
背景をどんなふうにしようか考えながら、もうすでに心身ともにドロドロで、ため息をはきながら、再び「爆発だーーー。」と言って。背景に挑みます。

まずは背景紙ですが、クレセントボードの310番 B3版

一番大きな平筆で水を引きます。斑になるように、不均等に、そして濡れ具合を確認しながら、ポスターカラーの瓶からオレンジと紫を選びます。

紫を選んだ時点で、心の中で、児童誌に紫はダメだからと思いながら、強烈さを、鮮烈さをアピールするために紫。

絵具皿にスプーンで取り出し、水を加えて指でかき混ぜながら柔らかくします。トロトロになったら、いよいよ筆を画面に運びますが、何せビチャビチャの画面に乗せるわけですから、偶然のなせる技です。
神経統一が済んだらスタートです。オレンジを塗って、紫を塗りますが、水の作用で更に加筆すると色が混ざってしまうので直したくなりますが、あとは我慢です。

あとは野となれ山となれ、画面を見ながら、水とオレンジと紫が混ざり合っていきます。

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