(写真) 2021年11月12日（金）ロイヤルウイングの ティークルーズ 🚢

　<< 当初は瀬戸内航路のクルーズ客船としてデビュー >>
「ロイヤルウイング 」は1960年に竣工し、実に63年間にわたって活躍してきました。当初は関西汽船の「くれない丸」として大阪・神戸～別府間で運行され、当時の最先端技術が注ぎ込まれた客船として人気を集めました。しかし長距離フェリーの台頭や山陽新幹線の博多延伸などの影響を受け、客足が低迷。1980年代後半にレストランシップへと改装され、横浜港を母港とするレストランシップとして再デビューし、今や日本国内では現役最古の客船となっていました。通常便の運航は2023年4月30日をもって終了。「ありがとうクルーズ」の終了後は貸切運航となり、5月14日にファイナルクルーズ 運航 !
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🚢横浜港のレジェンドたちも“ボォォ～！” 「ロイヤルウイング」最終運航 瀬戸内から続く63年の歴史に幕 !!　ファイナルクルーズは2時間半 !　大きな舵輪やエンジンテレグラフは最後まで現役のまま、このように「くれない丸」時代から多くの人に愛されていた「ロイヤルウイング」でしたが、船体の老朽化や運航に必要な部品の入手などが難しくなり、運航を取りやめることになりました。その役割は計画されている代替新造船へと引き継がれる予定です。こうして「ロイヤルウイング」は、夜の横浜港に響く汽笛とともに、客船としての運航を終えました。