牧水の恋

若山牧水 
**> 心のくいちがい <**

君がいふ 恋のこころと
  わがおもふ 恋のさかひの
          一すぢの河

       『独り歌へる』から

あなたの言う恋の心というものと
自分が思う恋とのあいだには
一本の河が流れているようだ。

この時期の背景を考えないで読むと
思いのすれ違いの辛さを・・・

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