静御前 オダマキ

しづやしづ しづのおだまき くりかえし
   むかしをいまに なすよしもがな

静よ静よと繰り返し私の名を呼んでくださった義経様、
あのように懐かしい昔にもどるすべはないでしょうか

静や静、と、
しず布を織るおだまきのように愛しい人が、
繰り返して私を呼んだ昔が恋しい、
今があの頃であったら良かったのに

・・・・・
吉野山 峰の白雪 踏み分けて
     入りにし人の 跡ぞ恋しき

源頼朝・義経兄弟は残念ながら対立。
義経と静御前は一緒に逃げていましたが、
奈良県の吉野で離れ離れになってしまった。

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