米粒のサラリと美味し雑炊よ
留守番の韮雑炊を食らひけり 西本春水 鮎雑炊すすつて暑気を払ひをり 柴田正子 牡蠣飯より牡蠣雑炊を好むかな 大橋敦子 牡蠣雑炊ふと潮の香の口中に 宮川典夫 かまどうま蕎麦雑炊をもてなされ 原田達夫 潮騒の若狭の宿や蟹雑炊 木暮剛平 風荒らぶ夜や島酒と麦雑炊 綱川恵子 初寅の登山に皆でおじや食べ アロマ 売り物にならぬ十尾を鮎雑炊 …
留守番の韮雑炊を食らひけり 西本春水 鮎雑炊すすつて暑気を払ひをり 柴田正子 牡蠣飯より牡蠣雑炊を好むかな 大橋敦子 牡蠣雑炊ふと潮の香の口中に 宮川典夫 かまどうま蕎麦雑炊をもてなされ 原田達夫 潮騒の若狭の宿や蟹雑炊 木暮剛平 風荒らぶ夜や島酒と麦雑炊 綱川恵子 初寅の登山に皆でおじや食べ アロマ 売り物にならぬ十尾を鮎雑炊 …
おらが家の花もさいたる番茶かな ウマイウマイ 芥川龍之介 我鬼句抄 しぐるゝや番茶土瓶の肩の艶 久保田万太郎 流寓抄 すこし濃き番茶を入れる初しぐれ 小倉一弥 どうやらけふは暑くなりさう番茶の香 高澤良一 寒暑 塩番茶喉をころげて田草取 森原天風子(屋根) 閑居士に番茶の出花十二月 日野草城 古番茶文人べんとう出されけり 村山古郷 手盆番茶のあと 栗…