そんな私にとって神聖な大和三山ですが眺めるだけでなく登ることが出来るのです。しかもそれぞれの山にいつでも登ることができるのですが、奈良と言うところは全く便利な地域です。ちょうど近鉄主催の「一日で大和三山を登る」というイベントがあり参加しました。その時の日記をガイドブックがわりに載せておきます。 平成22年5月4日(火)晴 今日は「「大和三山完全踏破」と言うタイトルに惹かれて出かけ…
立雛や夢のかたちに肩抱かれ 廣嶋美惠子 立雛に大和三山霞みをり 伊丹さち子 立雛に古色床しき燭点し 高橋照子 牛車をいま降りしばかりの立雛 北川英子 立雛のより添ふ影の淡きかな 佐藤信子 違い棚仄か影添う立雛 アロマ ひと刷きの眉きはやかに立雛 笹村政子 立雛に雪洞の翳淡くあり 飯田角子 枝垂れ桃なる屏風背に立雛 アロマ …
<安達明/女学生 YouTube> 翼伸べて雲雀は泳ぐ麦の空 太田鴻村 穂国 等距離に大和三山揚雲雀 岩坂満寿枝 継目なき空に焦れて初雲雀 山田晴彦 練雲雀夕日となりし筑波かな 野村喜舟 小石川 耳に手を多摩の雲雀の一つならず 山本歩禅 聖塔を抽きたちまちに落雲雀 朝倉和江 聞きとめて雲の中なり初雲雀 前田青紀 揚雲雀楽しき春のマスコッ…
「飛鳥藤原京の山河意匠」 木庭元晴著、昨年3月、関西大学出版部発行。 下記はつたない感想です。 専門書である。 厳密で正確、 真実を極めようとする研究者の情熱に圧倒される本。 だが、私のような素人でも、充分に楽しめる。 特に、飛鳥時代に関心のある人には、おすすめの本。 6世紀末の推古期に、天の北極信仰は導入されていた。 隋書の倭国伝の有名な文 「倭王は天を以て兄となし、日を以て弟となす・…