「小保方晴子」の日記一覧

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「小保方晴子日記」(中央公論新社)

晩春か初夏かは知らないが、ともかく季節外れの「怪談」。 題名どおりで、2014年12月から、2016年10月にかけての「あの小保方さん」の日記。巻末に「婦人公論」2016年6月14日号に掲載された、瀬戸内寂聴との対談「必ずまた、 花は咲く」も再録している。 それで。本の腰オビと対談部分のトビラ、そして奥付の対向ページに「小保方さん」の写真が出ているが、これがまた。 「目がイッちまってるぅ〜…

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小保方さんSTAP細胞検証実験に参加の報を聞いて

STAP細胞に関する研究がNatureに掲載され、世紀の大発見、再生医学に恐るべき貢献が期待されるとして、大々的に報じられ、その筆頭著者として小保方晴子さんが実に華々しく登場したのは、まだ今年の1月末のことだった。あれから、僅か5ヶ月、事態はまさに暗転、急速にその問題が大々的に論じられ、書き立てられていくようになる。果ては遂に、小保方さんに捏造、研究不正の烙印が押されてしまう。  wakohは…

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小保方晴子と佐村河内守―朝日新聞・耕論:消費される物語から

朝日新聞の今日の朝刊15面を見てやや驚いた。その15面オピニオンの欄に、作家で社会評論家でもある高村薫さんの"自己完結せずに外へまなざしを"と、哲学者竹田青嗣さんと言う方の"「夢はかなう」引きずるロマン"と言う2つのオピニオンが掲載されていたからである。 その耕論の趣意は"割烹着をまとうリケジョの星が30歳で万能細胞を発見。全聾の作曲家が魂の旋律―。こんな[物語]にひかれる私たち。小保方晴子…