「外尾悦郎」の日記一覧

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サグラダ・ファミリアで仕事を進める人々について

サグラダ・ファミリアで仕事を進める人々について ガウディの始めた事業を受け継いだ人々は、世界中からやって来た専門家たちです。 その中で、外尾悦郎さんは、彫刻家であり、現在、芸術工房監督であり、 「イエスの塔」の内装のデザインを任されています。 建築については、建築デザイン、建築理論、建築構造、それぞれの専門家が集まっています。 副主任建築家が、まとめ役を果たしているのでしょう。 関係者が集ま…

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外尾悦郎さんの最初の大仕事は (サグラダ・ファミリア その3)

外尾悦郎さんの最初の大仕事は、 外尾悦郎さんは、サグラダ・ファミリア贖罪教会で、25歳の時から40年、仕事をしています。 今までに300件を越える彫刻を作りました。教会の正面(ファサード)に、たくさんの彫刻がありますが、 ハープを弾く女神など楽器を奏でる像は、総て外尾さんの作品です。 ガウディ(1852-1926)は、今から93年前、1926年にバルセロナの路面電車にひかれてなくなりました。 …

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外尾(そとお)悦郎さんとサグラダ・ファミリア その2

外尾(そとお)悦郎さんとサグラダ・ファミリア その2 ガウディ研究者の考古学者、マヌエル・メダルデ博士が、ガウディの試作したものなど6000点の資料を発見したことは、 前回述べました。 その中に、ガウディが試作したタイルがありました。 彼は、色のグラデーションの実験をしていたということが、外尾さんと博士に分りました。 外尾さんは「ガウディが新しく生み出そうとしていたのは、色のグラデーションな…

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外尾(そとお)悦郎さんとサグラダ・ファミリア その1

外尾(そとお)悦郎さんとサグラダ・ファミリア 外尾悦郎さんは、今、65歳です。彫刻家としてヨーロッパに腕試しにやって来て、 サグラダ・ファミリアと出会いました。40年、サグラダ・ファミリアで働いています。 現在は、芸術工房監督として、「イエスの塔」の内部の装飾、デザインを担当しています。 25歳の時、やって来て、彫刻家として採用されました。 サグラダ・ファミリアの事業を始めた建築家、アントニ…