「もう、54年も前なんだ。」と今朝思った。 私が小学5年生、兄が中学2年生。 晴れた朝、たしか月曜日、私は運動会の代休で学校は休みだった。 私が着ていたのは、赤い花柄のワンピース。 そんなことまで覚えている。 前の晩からの兄の腹痛で、 父の知り合いの病院に母が付き添い連れて行ったら 盲腸ということで、手術をすることになった。 たいした手術ではないので、心配はないと…

15年に渡り寝食を共にしてきた我が家の家族の相棒ユズも、残念ながら老衰と腎不全により去る7月2日の未明に天に召された事は、趣味人の皆様にもお知らせをしていたのでご承知のことと思います(~o~) 小生もそれからは何事も手に付かずに暫くは落胆の日々が続きましたが、初七日の8日に、家族で荼毘に付された小動物焼却所の傍にある動物の慰霊碑にお参りをしてきました。それからは気を取り直して普段の日常生活に戻…

～酔い～ ここで、ちょっと横道に外れる。と言っても今回のテーマとの関連はあるのだが。 天袋から取り出した拙い詩の中に走り書きの散文が目に入った。 ＜酔い＞ 夕闇に汽笛が鳴った それは小さな　耳の酔い 浮かび出たビーナスを美しいと感じた それは小さな目の酔い 友人と哲学を熱く論じた それは小さな自分の酔い ある会社の社長が人生を悟り切ったように語った 炭焼小屋の老人も人生を悟り切ったよう…