「伝記」の日記一覧

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幸せの隠れ場所

こんばんわ~♪😊 夕食が終わってから、Foxで放映していた 『幸せの隠れ場所』を夢中で観てました。 実話の映画化です。今夜で観たのは二度目。 ジャンキーな母親から保護された、父親も不明の 孤独な黒人少年が、裕福な白人家庭に引き取られ、 全米有数のフットボール選手に成長していくお話。 この黒人少年は、マイケル・ジェロニモ・オアーです。 https://ja.wikipedia.…

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ポピュラーミュジックから

クラシックスを聴き始めたのはJSBの 三角定規とコンパスで作曲したんじゃ ないかとも思える綾織り、リズム感と 低音の扱いがとても馴染んだからだ。 力んだ姿がちらつくベートーベンはJS Bほどには聴いていて寛げない。 ちゃらいモーツアルトは晩年の数曲で ないと聞いていられない。 ここんとこはブラームスがお気に入り になってしまい、元気でオチャメして いた頃にはかったるかったあれもこれ もが心…

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ブラームス (カラー版作曲家 の生涯)-2

クララの手紙からヨヘネスの個性が垣間見え 疑問が氷解した。 尽くしても尽くされるの は駄目だったのだろう。 チャイコフスキー と同じ種類の人間だったのか。 家庭を持て ない高い壁、ベートーベン、シューベルトも 。 子沢山なJSBが対位法の枠内ながら遊び 心溢れる作品を残したこととの対比が面白い 。 とまれ、貧しく生まれながらも才能を評 価する文化人達に愛され、サロンの中で大き く育ったこと、稀有…

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映画「ファースト・マン」月面に人類で最初に足跡を残したニール・アームストロング

 1967年7月20日、アポロ11号の船長ニール・アームストロングを始め着陸船の操縦士バズ・オルドリン、司令船操縦士のマイケル・コリンズとともに月面に着陸した。最初に月面に降り立ったのはニール・アームストロングだった。  最初に誰を月面に立たせるかをNASAの上層部は検討したらしい。狭い船内で各種機器や装置へのダメージを避け自己顕示欲の弱いニール・アームストロングが選ばれた。誰だって月面に歴史…

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沖縄の民俗を尋ねて

 北村薫の「小萩のかんざし-いとま申して 3-」を読了した。著者は直木賞作家で、「日常の謎」と呼ばれるジャンルのミステリーが得意だが、詩歌、一般文学への素養も深くエッセーの作者としても知られている。本書は、著者の父親である宮本演彦(のぶひこ)氏の遺した日記を主資料とし、その他の資料を併せ読むことにより考証した結果を、伝記風の小説として描いたものである。本書は第三巻の最終巻で、演彦が慶應本科卒業後…

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出家しても政を行ふに豈障らず

勝浦令子の「孝謙・称徳天皇−出家しても政を行ふに豈障らず−」を読了した。著者は東京女子大学現代教養学部教授で、専攻は日本古代史である。本書は、ミネルヴァ書房から出版されている歴史的人物を扱ったミネルヴァ日本評伝選シリーズの一冊で、奈良時代に女性でありながら二度に亘って天皇になった孝謙・称徳天皇の一生を描いたものである。  本書は、玉岡かおる氏の「天平の女帝 孝謙称徳」に引き続き読んだのだが、同書…

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「フランツ・リストはなぜ女たちを失神させたのか」浦久俊彦著、を読んだ

☆☆☆★ タイトルからは、クラシックネタの軽い読み物を想像するが、いい意味で予想を裏切って、読み応えのある本であった。 著者は、ショパンの陰に隠れて、特に日本ではあまり表舞台に登場しないリストに光をあて、その生涯を当時の社会的背景も説明しながら詳らかに紹介してくれる。 浅学な私など、リストは「超絶技巧練習曲」と「巡礼の旅」の作曲家くらいの知識しかなかったが、本書を読んで、彼が演奏家、作曲家…