「和泉式部」の日記一覧

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平安の恋歌和泉式部

蒼秋的徒然草 古代のロマン つれづれと そらぞみらるる おもうひと     あまくだりこん ものならなくに なんとなく悲しい想いで空を仰いでいます。 恋しく思っているあの方が空から 降りて来るというわけでもないのに。 どんなに恋しく思い合っていても 女性は ただ待つばかり  ただ空を眺めるという静かな動作に 不安で悲しい心情を詠んでいます #日本の古代 …

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千年の恋歌シリーズ 和泉式部

黒髪の乱れも知らずうち臥せば  まづかきやりし人ぞ恋しき 「あまりの悲しさに思い乱れて、髪がめちゃくちゃになるのもかまわずわっと泣き臥すと、こんな時にはすぐ側に寄って、髪を撫でては慰めてくれたあの人の事が恋しくてなりません」 『和泉式部集全釈[正集篇]』(佐伯梅友・村上治・小松登美著)

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和泉式部伝承地

我が家の近くには、和泉式部(いずみしきぶ)にまつわる伝承地が幾つものあります。 そのうちの三つはすぐ近くにあるのです。 ①和泉式部恋の淵:式部がこの淵(池)のほとりでデートを楽しんだ? ②和泉式部恋ざめの淵:式部がこの池で顔を洗ったら化粧が剥げて男が幻滅して逃げた? ③和泉式部、蛙鳴かずのどんび淵:いわれがよく分かりません。歌碑があるのですが、倒されていて読めません。 この他に、式部塚や式部墓…

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【和泉式部 あらざらむ この世のほかの 思ひ出に】♪♪♪

平安時代、みやびな宮中において、 ひときわすぐれた女流歌人だった和泉式部。 “恋多き女”でもあり、高貴な殿方たちとの恋愛を 重ねながら、すぐれた恋の歌を数多く生み出す。 しかし、身分違いの禁断の恋は、 ついに平安王朝を揺るがす一大スキャンダルに発展。 和泉式部の人生は思いもしない方向へ転がりだす。 世間のそしりも時の権力者も恐れず、 ひたすら愛と幸せを追い求めた一人の女性。 和泉式部は…