「悲恋」の日記一覧

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美奈子

あの子は素晴らしく可愛い子だった。 でもこの世にはもういない。 時間の流れが全てを消し去った。 ぼくは精神障がい者だった。 彼女はぼくには勿体ない女性。 一番近いけれど無限の彼方に。 「時の流れは岸辺を持たない」(シャガール) ☆

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映画感想文⑥・・・残雪

監督・西河克己 出演・舟木一夫・松原智恵子 夕笛を鑑賞した後、残雪を観ました。 悲しい物語です。 炭焼きの娘と都会に住む建築家を目指す 青年の出会いは 雪山の中、最初は青年の一方的な 一目惚れに私は感じました。 やがて二人は恋仲になります。 この映画の物語の登場人物には 二人の恋愛を邪魔をする人はほぼ出てきません。 しいて言えば炭焼きの娘の秋子の母親だけ 高彦の実母と妹は空襲でなくなりまし…

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ネット・バッシング

「悲恋もの」のドラマや映画というのは大きく分けて2つのパターンがある。 ひとつは恋人が、しかも大抵女性が不治の病で死んでいくというもの。 古くは「椿姫」から新しいところでは「世界の中心で愛を叫ぶ」 もっと古い作品や、もっと新しい作品があるかもしれないけど、私の知る限りではそんなところだ。 そしてもう一つは「身分違いの恋」というパターン。 でも最近「身分違いの恋」はあまり見かけなくなった。…

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家で観る映画、例えば「COLD WAR あの歌、2つの心」

◎「COLD WAR あの歌、2つの心」 Zimna wojna 2018年 パヴェウ・パヴリコフスキ ポーランド・フランス・イギリス合作 ポーランド映画は「灰とダイヤモンド」(1958)とか「尼僧ヨアンナ」(1960)とか「水の中のナイフ」(1962)だけではないのだな、と再発見した作品。 1940年代後半から1960年代までの冷戦下のポーランドとフランスを舞台とし、音楽家(トマシュ・コ…

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しのび逢う恋

9月1、2、3日は 富山県八尾地区の おわら風の盆でした 今年も多くの観光客が訪れたことでしょう オイラも3年前 バイクで訪れました 小さな街に20万人が訪れる為 静かな三味線と二胡の音色を耳に 踊りを堪能するには 少し無理がありましたが それでも他のお祭りのような 賑やかさの無い質素な祭りを楽しめました この祭りには 所説あるようですが 日本の祭りは農家の人達が 五穀豊穣を願ったものに…