皆さん、臨死体験をご存じだろうか? いったん死亡したはずの人間が、死の淵から生還した時に覚えている不可思議なイメージや感覚の事である。 よくあるのは、綺麗なお花畑のほとりに流れている川の対岸に既に亡くなった親族が迎えに来てたとかいうやつである。 医学的には、脳内物質の作用でそういう変な夢を見ているのだと説明されることも多い。 しかし、この説明だけですべてが解決という訳ではない。 実際、死後にベ…
ひょんな話から酔って意識を失ったことを話した。 大阪鶴橋まで出掛けて東日本大震災のボラが集まった。 慰労会と言うか反省会とこじつけて10人くらいが集う。 久し振りの再会が楽しくてつい飲めない酒を飲んでしまった。 最終電車があるのでと9時過ぎに終えて終電に乗った。 ところが電車は満員で最後尾は立つのも大変な混みよう。 しばらく我慢して立って居たが突然目の前がおかしくなった。 視野…
私がいつも言う、 「人は死なない」という意味は、 死は体験できない故、人にとって死はないと同じということ。 しかし、臨死体験はあるらしい。 死の直前、数十秒から数分。 脳内で、意識が活性化されるようだ。 すでに心臓も止まり、呼吸もないにもかかわらず、 脳内は盛んに動いている。 このとき、脳がつくる意識は、 この世で味わった最高の満足を再び実現するようだ。 まさに、…
「君の膵臓をたべたい」2017年の映画 高校生たちの純愛を描いている。 主人公は、すい臓がんで死ぬ。 昨日、ネットフリックスで見た。 非常に感動した。 この映画は、初上映の時、映画館で見ている。 まだ、6年前のこと。 そのときは、いい映画だと思わなかった。 見に行って損した気分で帰っている。 ところが、昨日観て、 こんな良い映画なのに、 なぜ、分からなかった…
下記は1年前のブログ。 朝起きて、着替えや食事など、そして 図書館や買い物に散歩、パソコンに、読書。 いろいろとやって、夕方になる。 長い一日だと思う。 人生はもっと長いが。 Quoraで回答した。 「人間は死んだらどうなるのでしょうか。死ねば今よりも楽ですか?」 私の回答は下記。 残念ながら、人は死ぬことはできません。 何故なら、死の直前に意識を失います。 意…
人の心や精神は成長しない、と昨日書いた。 こころや精神は、もともと生活の便宜から作られた概念だから、 当然な帰結ではあるが。 長い人生で、人の経験は集積する。 経験の積み重ねが意識となる。 こころの成長はないけど、 人生経験を経て、人はある境地に達するのだと思う。 死をよいもの、いい体験、好ましいものと納得する境地だ。 今朝の朝日新聞「患者を生きる」。 32歳のみどりさんの死が書いてあ…
天使(娘)が幼い頃の写真集を眺めると、 笑顔が特にすばらしい。 幸せ感の爆発。 あふれる幸せ。 写真というのは不思議。 どんな映画も、これほどの感動を与えはしない。 かつて確実にあった事象であるが、 今、実体験できない。 イメージの世界にあるだけ。 私の写真を見ても、 長い人生、ずっと幸せが続いていたと、 あらためて強く感じる。 たとえ願っても、このような幸運はないだろう。 この世から得ら…
昨日、臨死体験を書いた。 自分の死について思う。 心臓が停止、肺呼吸もなくなり、 その後、数分、臨死体験があるとするなら。 生きている間に、感動した体験をもう一度、 見てみたいと思う。 そして、もう一度会いたい人にもあってみたいと。 意識はないので、夢のような世界だろう。 ひょっとしたら、お花畑があるのかもしれない。 もしかしたら、神が姿を現すかもしれない。 きっと、すばらしい体験だろう…
死に対する不安、普通の人が抱く不安の中心にあるのは、 死ぬときが苦しい、という心配だろう。 心臓が停止して、脳の血流が不足すると、 人はただちに意識を失う。 脳は体重の2%ですが、全身のエネルギーの20%を消費している。 意識を維持するには、大量のエネルギーが必須。 失神で意識を失う場合、脳血流の一時的(6秒から8秒という)不足で生じる。 心臓と肺呼吸が止まると、脳は意識を失い、大部分の活…