「老いる」の日記一覧

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ありがとう、 すまなかった。

 少し前から気になっていた、 「前立せん」の検査をした。 予想通り「前立せんがん」のステージ4だそうだ。 他のがんに比べて、この癌は、 それほど深刻な病気ではないそうだが、 すでに骨転移がみられるようだ。 何しろたくさんの持病もつ身だから、 治療方針が決まらない。 来週また、精密検査である。 ただただ無為に「長生き」を願っているわけではないが、 この世に未練が全くないわけではない。 …

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老いの一言     日記 1892

最期の年代、八十歳台。 後がない人生だ、精一杯に生きればいい。  なのに、その気に成っては、いない。 淡々と過ごし勝ちのようだ。 写真②③:網戸に留まるセミの姿、    爪が網戸に引掛かり逃げられない。    我がの姿な、気がしてならない。 写真参照:【リサイクル図書】      図書館が脱本する書籍のことです。      古本屋さんで、めっけました。      オドロク値段でした。     …

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自分のイヤなものになって仕舞うこと

「こういう人にはなりたくない」と、思ってきたのに、いつの間にか、自分が似ていることに気が付いて、唖然とする。 認知症カフェをまる3年やって、4年目でストップしてしまった。カフェは部屋いっぱいだけれど、女性が多く、一方男性は少ない。男性は認知症の話しは”暗い”と言われたりする。若いときに老いた人の歌をえ~!とか言ったり、老いることを拒否しているみたいな態度を取る人もいる。 でも、誰でも老いるし、…

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歳はとりたくないものだ

数日前のこと いつもの美容室に行った。 いつものように、洗髪してもらい 鏡の前に座る。 ふとみたら、びっくり。 鏡には ボサボサの洗い髪に 顔色の悪い、疲れた老婆が映っていた。 たしかに、ジムで頑張りすぎて 疲れてはいたが 余りの、しょぼくれ顔に。 カットしてブローしてもらったら まあ、少しはましな顔になったが つくづく思った。 髪形で、こんなにも違うものかと。 ふだんから、化粧も薄く…

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2019題詠短歌 刻まれる皺

001:我 残酷な天使のように微笑んで 老いゆく我に突き刺す言葉 002:歓 老いてなお運命などは知らぬまま 蒼い散歩の風に歓ぶ 003:身 振り返るもしも我が身に羽あらば 気づくだろうか神話の未来 004:即 パトスまで即身仏は朽ち果てて 価値ある死へのアンチテーゼか 005:簡単 簡単に眠れる夜は失われ 眠れぬ首に刻まれる皺

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◆ {A}ではなく{C}だった ! 当たり(アータリィ)ではなく、外れでもない。    「偉大な毛細血管の話」 2018

認知症予防のための私の頭の体操・綴り方教室。作文です。 ・・・・・・・体細胞の数は、体重の違いや年齢の違い性別等で本来 変わる細胞の数 だったわけです。 人は誰でも60兆個の細胞だと私は勘違いしいてましたが、毛細血管は老化により減少 し体細胞へ血液の供給が減ることを考えると当たり前のことのようです。 そこで新しい37兆個の細胞の根拠ですが、実は細胞は全部同じではなく部位によって 違うよう…

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次は俺の番か?仕事関係の知りあいが相次いでこの世を去った

終活という言葉を目にする機会が増えた。右を見ても左を向いても、シニアばかりになった居住地で暮らす。子供の声は全く聞こえず、シニア夫婦がウオーキングする姿ばかりが目立っている。 ウオーキング夫婦は、必ず夫が前を堂々と歩き、妻は二三歩後から背中を丸めて付いて行く。かつて我々もそのようだった。妻は嫁して夫のために尽くす、教えられなくても、結婚とはそういうものだと信じて疑わなかった。 両親の結婚生活…