母の七回忌の二首 母が愛でた孫たちももう40過ぎました。遠のく先祖たちもまた目を細めて私たちの読経に耳を澄ましておりました。 (今宵は雲に覆われていました) 御簾曇り 光望ひとつ 隠しけり されど心に 中秋の月 秋彼岸 観望の宵 斎(とき)ひらき 久しぶりにお膳を囲みました。 中秋の観望(望月を観賞する)の斎(宴)は、無事に終わり(おひらき)となりました。 また、それぞれのさだめに…
御簾曇り 光望ひとつ 隠しけり されど心に 中秋の月(秋田) 8月、9月は朋友の葬送のお月さまで、また彼岸中日(昨日)に母の七回忌法要をも終え、さてゆっくり名月を拝もうかと思った・・・・・でも秋田県は雲に隠れて月が見えない。けれど、彼岸の先達を思って、しかたがない、心の月でも見ようかね。 (この句の内容は今の西安からの留学娘との月に関する会話でもばっちり通じます。中秋節です…
地球から一番近いところにある身近な天体、月。 模様をウサギに見立てるなど、古くから人々に 親しまれています。 とくに天保暦(旧暦)八月十五日の月は 「中秋の名月」として有名で、供え物をして お月見をする習慣があります。 暦の関係で、中秋の名月は必ずしも満月になるとは 限りません。 今年は9月27日が「中秋の名月」です。 お月見といえば「9月の満月」と思われがちですが、 …