◆真剣でない方のベッソン印 15日（土）の晩にBS-TBSで放映された際の録画を、昨晩（22日・土）消化。初見。 国際麻薬組織摘発のためにパリの暗黒街に派遣された中国人捜査官だったが、作戦に協力するはずの地元の刑事らこそが悪の元締めで、異郷で孤立無援の闘いを強いられるクライム・アクション。 プロットの原案を出したのは主演のジェット・リー自身で、作品のフロントマンは製作・脚本のリュック・ベッソン…

◆これぞ洗練の中華エクスプロイテーション 17日（月）の晩にBS朝日で放映された際の録画を、昨夜（19日・水）視聴。初見。 サンフランシスコの暗黒街、中国系マフィアと日本ヤクザの出先機関が激しい抗争を繰り広げる裏で暗躍する不死身伝説を持つ殺し屋ローグと、かつて彼に相棒を殺されたFBI捜査官の対決を描くクライム・アクション。 ああなるほど、この展開はアレだね、実は「用心棒」（1961）ですな。だ…

◆超高速ブカレスト観光案内 昨夜（16日・日）、BS日テレで放映されたのをリアルタイム視聴。初見。 ルーマニアのブカレストで、われらがウェズリー・スナイプス兄貴演ずる強くて悪くてかっこいい米軍特殊部隊くずれの腕利き強盗らが、変態のロシアン・マフィア、地元警察、NATO憲兵隊などとカジノの売上金と謎のお宝を巡る虚々実々の駆け引きと抗争を展開する犯罪アクション。 本作の「国籍」は、ルーマニア、スイ…

◆一国の面目まるつぶれ 昨晩（5日・火）、BS-TBSで放映されたのをリアルタイム試聴。初見。 治安劣悪で警察をあてにできないモルドバ共和国で、人身売買組織に十代娘を拉致された米国人の両親に懇願され、トラウマを抱えて引退していた傭兵あがりのトラブル・シューターが奪還に立ち上がるクライム・アクション。 まず、邦題からして悪い予感が漂う。本編の主演者ジャン＝クロード・ヴァン・ダムの過去作「ハード・…