風光る金のループのイヤリング
蚤の市ビーズ屋台に風光る 品川鈴子 神々の在す霧島風光る 神原操 風光る若葉の中の赤い屋根 アロマ 水門の高きに小窓風光る 若林杜紀子 風光る熊野古道を抜けにけり 石脇みはる 風光る橋の半ばの県境 根岸美智子 風光る昔の景色俯瞰して アロマ 肩書はすべて返上風光る 苑実耶 風光る水路を曲りさつぱ舟 森清信子 …
蚤の市ビーズ屋台に風光る 品川鈴子 神々の在す霧島風光る 神原操 風光る若葉の中の赤い屋根 アロマ 水門の高きに小窓風光る 若林杜紀子 風光る熊野古道を抜けにけり 石脇みはる 風光る橋の半ばの県境 根岸美智子 風光る昔の景色俯瞰して アロマ 肩書はすべて返上風光る 苑実耶 風光る水路を曲りさつぱ舟 森清信子 …
茶碗坂清水坂に青嵐 岡和絵 北斎の波うらがへす青嵐 山下佳子 青嵐山道行けばどよめいて アロマ 青嵐阿蘇の五岳に真向へば 鈴木照子 風呂敷に包んで帰る青嵐 中野哲子 青嵐牧夫のシャツは帆と膨れ 岡田貞峰 青嵐緑の樹々の撓みよう アロマ 小走りに鶺鴒遊ぶ青嵐 大石よしはる 青嵐山猛り樹々揺れ惑う アロマ 青嵐窓に眺めて…
< 昨日 大根飯を炊く 程良いご飯の固さに味も美味 油揚げと大根を切り込み 塩 酒 出し 醤油を少々 > アカシヤの風に吹かるる一日かな 市野沢弘子 あはあはと一日過ぎゆく年の暮 松崎鉄之介 エプロンを一日はづさず目刺焼く 岡本まち子 いくらでも眠れる一日秋に入る 茅根知子 いつせいに裸木となる一日かな 市野沢弘子 いわし雲十年一日とはいへど 上…
八十八夜海見る椅子を少し引く 星 多希子 にぎやかに八十八夜赤芽樫 古舘曹人 樹下石上 ふるさとのあすは八十八夜かな 保田ゆり女 ゴッホの星八十八夜の木々の間に 相馬遷子 ハンカチの花降る八十八夜かな 岡田史乃 八十八夜の新茶テアニン多く香り良し アロマ 山の風うまし八十八夜過ぐ 皆川白陀 播き終へて八十八夜の月明り 木村星月夜 母ねむり八十八夜…