昨夜、とうとう全国展開になったコロナの緊急事態宣言 １５日には、厚生労働省クラスター対策班の 北大・西浦教授から、厳しい状況の発表があった。 この数字に、TVでは、かまびすしい意見があふれ 私たちを惑わせる。 何も対策をしなくては・・の注釈を 私たちは重く受け止めなくてはならないだろう。 警鐘は、世界のあちこちで鳴らされ続けているのだ。 情報が飛び交い、何を信じれば良いのか 判断が難しいとこ…

今朝の新聞。 山中伸弥さんへのインタビュー記事が光る。 「１万年後、今を振り返る知的生命体が地球に残っていれば、 ２０３０年、２０４０年くらいがターニングポイントだったね。と 思うかも知れません」 「今は山頂で、どちらに転んでもおかしくない状況だと思っています。 ・・・いったん決まると逆戻りはとても難しいでしょう」 読後の印象。山中さんは、相当に心配しているようだ。 私も心配、というよりも…

大発見の思考法　IPS細胞VS・素粒子」　 益川敏英・山中伸弥著　文春新書２０１１年１月２０日発行 ー山中先生は、「個体発生」の謎に関わる画期的な研究。 　私たちが作り出したIPS細胞は、一度分化した体細胞を、未分化の状態に戻した細胞なのです。 　大人の細胞を、赤ちゃんになる以前の状態に戻してしまうわけか。 　１つは細胞のエイジング（加齢）、もう１つは、細胞の分化。細胞の時計の針を巻き戻し、細胞…

失敗したら、褒められたそうです。失敗するような実験にあえて挑戦した、と。 “失敗に見えることが、実は素晴らしいことの始まりかもしれない”【名言】 山中教授が整形外科医になろうとしたのは、自身が何べんも骨折して何べんも世話になった経緯があったからだそうです。無事医学部を卒業して念願の整形外科医になったのですが、ところがとんだ落とし穴があったもので、手術が下手で教官からは「ジャマナカ」めと言われ…