「仲代達矢」の日記一覧

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能登中島「演劇堂」

4日9:17分、能登中島「演劇堂」 平成7年、仲代達矢氏との交流で生まれた演劇堂 無名塾のロングラン公演が行われて来ました。能登中島駅待合室に演じられてきた内容が展示されています。名誉館長は仲代達矢氏。右下に仲代達矢氏のサインがありました。 昭和58年、仲代氏が妻と母を連れて家族旅行で能登を訪れた際、知り合いを通じて中島町に立ち寄りました。「能登本来の美しさを発見することが文化なんだね。こんなと…

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すれ違った人

あれは二十歳の頃、木枯らしピューピューな冬の寒い晩でした。日比谷高校定時制に地下鉄を乗り継いで通っていました。 深夜のこと、人影もまばらな赤坂見附の階段を駆け下りていったらふわっと地下から暖かい風が舞い上がりました。そして、すれ違った黒マン男の黒いマントの裾が翻り、深紅の裏地がぱぁっと目に飛び込みました。見上げてその人の顔を見たら仲代達矢その人でした。

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『肝っ玉おっ母と子供たち』

2月になった お尻に火が付いた(まだ種火w) エクセルでライブまでのカウントダウンカレンダーを作ってみた 結構・・時間が無い(^^; 時間が無い大きな理由は 先日『福岡市民劇場』に入ったから キッカケは ライブハウス仲間からの勧誘 NHKで特集番組があるから見てみて・・っと言われた 演劇なんて特に興味も無く←おい いや・・ 劇団四季の『ライオンキング』とか 『ウィキッド』…

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人生は「アッという間だったことを知りました」 映画「海辺のリア」予告編より

a新聞の日曜版に、6/3日公開される映画「海辺のリア」(主演 仲代達矢)の紹介記事が掲載されていた。 知らない人のいないこの仲代達矢という名優も、 今は84歳になられたそうだ。 ある意味この作品が最後の映画になるかもしれない。 主人公兆吉は、 65年の俳優生活を大スターとして過ごしたが、 ここのところ認知症気味の老人。 あらすじ 舞台や映画で半世紀以上も活躍し続け、俳優養成所も主宰…

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やはり狂気に合う、仲代達矢 映画「豪姫」

秀吉から家康の時代、前田家から秀吉の養女になった豪姫という超お転婆なお姫様がいた。 秀吉に寵愛され千利休の死後秀吉に仕える物部織部や高村右近など名だたる茶人武将にも愛される。秀吉、家康、権力者の狂気と武士封建社会の不条理と茶道陶芸に象徴される人間の自然な感情の発露と美。そんなせめぎ合いの美しい狂おしい絵を見せてくれる映画である。 この原作は富士正晴の「豪姫」。これも数少ない私の時代小説保存版で…

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映画「切腹」仲代の眼は凶器狂気!

今の時代も皆無とは言えない! 江戸時代幕藩体制、武士社会の組織防衛、非情不条理。 仲代達矢の眼は狂気凶器であり妖気が漂う。 まだ切れるような色気はない若き日の岩下志麻が娘役。 しかし、後年の凄みの片鱗はあり。 以前に観たと思っていたが「上意討ち」と勘違いしていた。この作品は初見。 仲代達矢本人が、自身の出演作で一番と言うに値する作品である。 http://booklog.jp/users/no…