葛の花陰干し三日薬草に
【気温乱高下のせいか怠くて 身体に力が入らない 朝餉はにゅう麺 茗荷のスライス ゆで卵】 わが町のハザード・マップ葛の花 青柳雅子 古刹への径葛の花踏みしだき 深川淑枝 葛の花和草ハーブの効能よ アロマ 葛咲くやかつて甲斐より絹の道 井上石動 葛咲くや山の麓に発電所 水井千鶴子 葛の花体重減らすイソフラボン アロマ …
【気温乱高下のせいか怠くて 身体に力が入らない 朝餉はにゅう麺 茗荷のスライス ゆで卵】 わが町のハザード・マップ葛の花 青柳雅子 古刹への径葛の花踏みしだき 深川淑枝 葛の花和草ハーブの効能よ アロマ 葛咲くやかつて甲斐より絹の道 井上石動 葛咲くや山の麓に発電所 水井千鶴子 葛の花体重減らすイソフラボン アロマ …
往来は盛んになりし秋の声 長崎桂子 天を突く城址の森の秋の声 嶋崎豊子 雑踏にふと足止めて秋の声 伴明子 夕暮れの舗道吹く風秋の声 アロマ リーデルのワイングラスに秋の声 稲畑廣太郎 秋の声海の蒼さに潜む色 アロマ 秋の声関西弁で聞く故郷 稲畑廣太郎 ときをりの瀬音が秋の声となる 佐藤あさ子 石粗き枯山水や秋の声 石黒興平 …
お昼は素麺 玉子焼きを添える 暑い日なので美味しい 夏葱のやさしき旧道を笠島へ 庄子真青海 旧道に国旗の多しとろろ汁 三浦正弘 旧軽のレストランは旗掲げ アロマ 桑の実の甘き旧道坂急に 杉本寛 旧道や昼顔咲て小石がち 昼顔 正岡子規 旧道は消ゆるほかなし夏蕨 西本一都 景色 旧道のトンネル横目に走りゆく アロマ 熊手買つて千住旧道月明り…
立春のこだま隧道抜けてくる 田山諷子 隧道を吹き抜ける風涼しくて アロマ 薔薇のトンネルかく馨(かぐは)しき日のありし 鍵和田[ゆう]子 未来図 隧道なか坐席疾走しぼくら青春 上月章 スポーツカー車高低くて飛んでいく アロマ 隧道の中も勾配雪国は 茨木和生 隧道の筒風と来て初燕 中戸川朝人 隧道の南下りや梅匂ふ 中戸川朝人 星辰 隧道や氷柱の下り石…
舟著くや五月雨傘を宿の者 星野立子 時雨傘帰る車中に乾きけり 草地勉 傘差し歩く街中柳垂れ アロマ 春の雨番傘といふ重きもの 鈴木真砂女 紫木蓮 番傘に秋雨の音やはらかに 上村占魚 球磨 番傘の軽るさ明るさ薔薇の雨 中村汀女 居酒屋に時雨持ちこむ女傘 小池龍渓子 京なれやたためば匂ふ時雨傘 渡辺 恭子 はまなすの砂丘縮まる傘のうち 古舘曹人 能…