古九谷の紫の濃き残暑かな 笠原古畦 ふるさとや残暑の朝の茶漬飯 村山故郷 夜は夜とて市の賑ふ残暑かな 井月の句集 井上井月 夜も残暑海の風這ふ映写幕 河野南畦 『風の岬』 夜水汲む音にも残る暑さかな 佐野蓬宇 大壺を割つたるごとく残暑去る 和田耕三郎 大残暑ジャンボ機離陸を不思議とせず 北野民夫 大残暑点滴ぽとりぽとりかな 松田千佐代 …
私には世界で一番歌が上手だと思っている親友がいる。 クラッシックから演歌、童謡、ジャズ、ポップスなんでも こなす。シャンソンだけは私に遠慮してか歌わない。 歌えば私なんかよりずっと上手いことはわかっている。 「何で歌手にならなかったのか・・」私は不思議でたまらなかった。答えは簡単。彼女いわく、「目立つことが嫌いだから」だそう。 いつだったか彼女が歌ってくれた♪一本の鉛筆♪〜初めて聴く歌。…